目次
おはようございます。
那須BASEです。
本日は弊社の那須事務所としても使用している…
コンテナハウスについてお話し致します。
今やお洒落で、それでいて実用的なスペースとして注目されているコンテナハウス。
メディアやweb等で見かけて気になっておられる方は多いと思います。見た目などからある程度の想像はつくけれども、実際にはどのようなものなのか?メリットやデメリットとしてはどのようなものがあるのか?等わからないことが多いと思います。
今回は、そんなコンテナハウスについて、そのメリットやデメリットを中心に見ていきます。
○そもそもコンテナハウスとは?
そもそもコンテナハウスとは、荷物の運搬用に見受けられコンテナを利用した建物のことを言います。
コンテナは船や列車等での運搬用に用いられるため鉄製で頑丈に作られています。
勿論、居住用としては、断熱材を入れたて、壁や床、天井を張る必要がありますし、建築基準法等の関係法規に合わす必要がありますが、その独特の存在感から、色々な用途で注目されています。
○コンテナハウスのメリット
では、そんな注目のコンテナハウスのメリットとしてはどのようなものがあるのでしょうか。
確認していきましょう。
・移動、移設が可能
コンテナハウスのメリットとして挙げられるもとしては、やはり移動、移設が可能だということがあげられます。
勿論、永住として考えていく場合はその必要はありませんが、将来的に違った場所で暮らす、利用する可能性がある場合に対応が可能となってきます。
特に、自前の土地でない場合などは、このような可能性がないとは言い切れません。
普通の建築物ならば解体費用も掛かってしまいますから、新しい建築物の建築費と二重の費用がかかることにもなります。
それに対して、このコンテナハウスの場合は、コスト面でも環境面でも優しいものとなってきます。
・プラニングの自由度が大きい
コンテナハウスを建物として利用する場合、簡単に言うと箱を置く、並べるようなイメージになります。
ですから、比較的自由にレイアウトが可能です。
通常の建築物ならば形やレイアウトを複雑にすればするほど、コストもかかってきますが、コンテナハウスの場合はそのようなことがありません。
組み合わせによって自由なレイアウトを楽しむことができます。
・工事にかかる期間が短くて済む
通常の建築物の場合は、基礎工事から始まって建物本体を作りあげていくことになります。
柱を立てて、屋根をかけて、外壁を作って、それから内装をして、といったスケジュールを踏むことになります。
当然、数か月単位の期間が必要となってきますが、コンテナハウスの場合は、設置場所の地盤を整えればあとはコンテナを設置するだけになります。
その上で、ライフラインに関するものなど必要な工事をしていくことになります。
内装工事なども事前に行っておくことが可能ですから、時間の短縮が可能です。
・増改築等ライフスタイルの変化への対応が容易
通常の建築物の場合は、別棟で増築する場合以外、増改築などをする場合には既存の部分の工事も行わなければいけません。
ですから、そこでの生活にそれなりの影響が出てきます、それも結構長い期間に渡って不自由な生活を送らなければいけなくなります。
また、柱や梁等の構造上主要な部材については、制約が出てくることもあります。
しかし、コンテナハウスの場合は、別のコンテナを設置する、連結するだけに近いものになりますから、増改築への対応が容易となってきます。
家族構成の変化等ライフスタイルの変化へも対応していけるようになっています。
・独特なお洒落な存在感
実は、コンテナハウスが注目されている大きな理由は、その存在感にあります。
コンテナをいう実用性を追求した先にできた、ある意味無機質ともいえるその存在感は従来の建築物とは一線を画したものがあります。
シンプルンなコンテナをベースとして、使う人のセンスを表現することのできるコンテナハウスは、住む人、使う人の価値観を表すものとして恰好の素材です。
○コンテナハウスのデメリット
・コンテナをそのまま使える訳ではない
コンテナハウスという名前の通り、コンテナがベースとなっているものですが、そのまま使えるわけではありません。
居住性等を考えると、やはり普通の建築物と同じように、床や壁、天井などを設ける必要があります。
特に温度に関しては最も大切なことで、断熱材等により適切な環境を作り出す必要があります。
・建物としての法律的な規制を受ける
よく誤解を受ける部分になりますが、普通の建築物と同じように関係する法令の規制の対象となります。
何か建物を作ろうとする際には、関係する法律の規制を受けることになります。コンテナハウスの場合は、コンテナを置くだけに近いイメージがありますから、それら建築物に関する法律の規制を受けないように受け止められている方もいらっしゃいますが、実際にはそうではなく、土地に定着するものとして関係法令に適合させる必要が出てきます。
代表的なものとしては、建築基準法や都市計画法などがあり、その他にも地方自治体の条例等もクリアしなければいけません。
具体的には、立地そのものや使用用途、形状・ボリュームについて規定があります。
また、構造についても一定の安全性を確保する必要が出てきますから、運搬用のコンテナにはない柱が必要となってきたりもします。
・それなりのメンテナンスが必要
コンテナハウスと言ってもやはりメンテナンスは必要となってきます。
特に、鉄でできたコンテナハウスには、定期的な塗装は欠かすことはできません。
錆に代表される劣化に対しての対応ということになりますが、普通の建築物についても適切な状態を維持していくためにはこれらのメンテナンスは必要となってくるものなので、コンテナハウス特有のものではないと言えるでしょう。
まとめ
コンテナハウスについて、そのメリットやデメリットを中心に見てきました。
実用的な面でも注目できる点は沢山ありますが、やはりコンテナハウスには、一種独特な雰囲気、存在感があります。住居として使用する場合もそうですが、その他にも店舗や事務所などとしても使うことができ、街角でも独特の空間を作りだすことができます。
ファッションや車といったものだけでなく、建物でも自己表現しようという方は増えていますが、このコンテナハウスならばちょっと周りとは違った雰囲気を楽しむことができます。
那須BASEのコンテナハウスは法令に遵守し建築基準法に対応した物になりまので貨物用コンテナハウスとは異なります。
コンテナハウスに少しでも興味がありましたらお気軽にお問合せください。
弊社事務所に来ていただければ、コンテナハウスを体感可能です!