暖炉は開放型と呼ばれ、凹型でその名の通り扉がありません。扉がないので迫力のある炎を直接見ることができ室内インテリアのイメージアップに大変効果があります。
しかし扉がなく炉がオープンになっているためエアーコントロールがなく暖まった室内の空気が炉から屋外に排出されてしまうので炉の周りは暖かいのですが、室内はあまり暖かくなりません。あくまで補助暖房と言う位置付けです。また薪も自然に燃えてしまうので燃費がよくありません。
一方、薪ストーブは密閉型と呼ばれ、鋳物からの輻射熱により遠赤外線の柔らかな暖房効果が得られます。
炉に扉が付いていてエアーコントロールによる火力調整もできるので、暖炉と比べると非常に熱効率が良いので薪の燃費も良く経済的です。
暖炉の良さは薪のはぜる音やにおい、裸火の迫力のある炎。
薪ストーブの良さは抜群の暖房能力、エアコントロールによる二次燃焼でのオーロラのような揺らめく炎です。