那須BASE民泊シリーズ第3話。

前回の【第2話:成功する物件選び】では、「立地」「周辺環境」「ターゲット設定」の重要性をお伝えしました。


物件選びが“土台”だとすれば、今回のテーマであるリノベーション設計は“未来を決める設計図”です。

那須で数多くの別荘再生・民泊改修に携わってきた私たちが断言できることがあります。

美しいだけのリノベーションは、儲からない。
収益性だけを追った空間は、長続きしない。

大切なのは、「非日常の美しさ」と「投資としての合理性」を両立させる設計思想です。


1|“映える”だけでは足りない時代

SNS時代、デザイン性はもちろん重要です。
しかし那須の民泊市場は、すでに次のフェーズに入っています。

・写真映えは当たり前
・価格競争は激化
・ゲストは「本物の体験」を求めている

例えば、薪ストーブを置けば映えるか?
サウナを作れば予約が埋まるか?

答えは「NO」です。

重要なのは「世界観の一貫性」と「運用まで見据えた設計」です。


2|那須という土地を理解する

那須町は標高差があり、冬は氷点下、湿気も多く、森に囲まれています。

つまり設計には以下が必須です。

・断熱性能
・結露対策
・凍結対策
・湿気コントロール
・害獣・虫対策

デザイン以前に「環境適応設計」ができていなければ、
修繕コストが増え、レビュー評価も下がり、収益性は落ちます。

那須BASEではまず、気候に勝つ設計から始めます。


3|“非日常”は素材で決まる

非日常とは何でしょうか?

高級家具?
派手な内装?

違います。

それは「触れた瞬間の質感」です。

・無垢フローリング
・芦野石
・炭化木
・コールテン鋼
・薪の香り

素材のリアルさは、写真では伝わらない体験価値になります。

特に那須では、自然と呼応する素材が重要です。
都会的なデザインをそのまま持ち込むと浮いてしまいます。

“森に溶け込むモダン”
これが那須BASEの基本思想です。


4|収益性を決める「動線設計」

実は最も重要なのはここです。

美しい空間でも、運営しにくければ失敗します。

例えば:

・清掃しやすい床材か?
・水回りは集約されているか?
・リネンの動線は?
・ゴミ出しは?
・チェックイン導線は?

宿泊施設は「住む空間」ではなく「運営する空間」です。

那須Keeperと連携し、
清掃時間・回転率・ランニングコストまで逆算して設計すること。

これが収益性を左右します。


5|差別化の鍵は“体験装置”

那須で強いのは「体験型設備」です。

・プライベートサウナ
・薪ストーブ
・屋外ジャグジー
・ファイヤーピット
・大開口ウッドデッキ

ただし注意点があります。

流行りだけで設置すると、
メンテナンス負担が増え、事故リスクが上がります。

設計段階で

・排水計画
・防水処理
・電気容量
・消防法対応

まで想定すること。

設備は“飾り”ではなく“収益装置”です。


6|投資回収を逆算する設計思考

例えば総工費1,200万円。

目標年間売上600万円。
稼働率40%、平均単価35,000円。

この数字を達成するために
何が必要かを考える。

・単価を上げられるデザイン
・レビュー評価4.8以上
・リピート動機
・写真映えスポット

デザインは“感覚”ではなく“戦略”です。

那須BASEでは、
設計前に事業計画を共有します。

ここが普通のリフォーム会社との違いです。


7|“再生”こそ最大の武器

那須には築30年、40年の別荘が多く存在します。

一見ボロボロでも、
構造がしっかりしていれば宝物です。

“壊す”のではなく“活かす”。

梁を見せる
石を残す
古材を再利用する

これがストーリーになります。

宿泊者は「物語」にお金を払います。


8|価格競争に入らないための設計

価格で戦うと消耗します。

だからこそ

・世界観を作る
・ターゲットを明確にする
・コンセプトを尖らせる

例えば:

「森と薪と音楽」
「サウナとワイン」
「仕事と静寂」

コンセプトが明確だと、
価格は下げなくていい。

那須BASEが大切にしているのは
“選ばれる理由”を作ることです。


9|設計は“未来の経営”である

リノベーションは単なる工事ではありません。

それは

・ブランド作り
・事業設計
・資産価値向上
・出口戦略

まで含みます。

将来売却する時、
デザインと収益実績は武器になります。

“なんとなく綺麗”では評価されません。


 

10|まとめ – 美しさは利益を生む

 

 

 

美しさは自己満足ではありません。
戦略的な美しさは利益を生みます。

✔ 那須の環境に適応する
✔ 素材で非日常を作る
✔ 動線で収益性を上げる
✔ 体験装置で単価を上げる
✔ 物語で差別化する

これが
那須BASE流 リノベーション設計の極意です。


次回【第4話】では
「民泊のブランディングと価格戦略」についてお話しします。

那須で別荘を“持つ”のではなく
那須で資産を“育てる”。

それが私たちの提案です。


那須での民泊リノベーション相談は
那須BASEまで。

あなたの物件、
ただの別荘で終わらせますか?
それとも“稼ぐ森の拠点”にしますか?

次回もお楽しみに。