私たち那須BASEは「キラリスペクト・プロジェクト」を応援しています

御社の一歩踏み出すチャレンジから、事業を成長をさせるために継続したサポートを行ってまいります。

― Made in Japan × NASU発、技術と真心の物語 ―

那須という場所には、都会にはない“深呼吸できる時間”があります。
鳥の声、木々のざわめき、薪の香り、土の手触り――。自然と共にある暮らしの中で、人は“何を大切にして生きるのか”という問いに立ち返ることができます。

私たち那須BASEは、この那須という地から「非日常をデザインする」事業を展開してきました。
別荘設計、木造建築、薪ストーブの導入、アウトドア設備の企画、宿泊施設の管理まで、そのすべてに共通するのは「本物の価値を届けたい」という想いです。

だからこそ、私たちは今、「キラリスペクト・プロジェクト」の存在に深く共鳴しています。
これは、単なる海外進出支援ではありません。日本の技術力、繊細さ、真心を世界へと伝える、新しい形の挑戦です。

そして私たちは、このプロジェクトを“那須からの応援者”として、心から支持しています。

 世界がもう一度、“日本”に注目しはじめた

世界中のマーケットにおいて、「メイド・イン・ジャパン」はかつて、確固たるブランド力を持っていました。
その評価は、耐久性・安全性・機能美・精密さといった「技術的価値」に支えられていました。

しかし、2000年代以降のグローバル経済では、価格競争や大量生産の波に押され、品質の差異が埋もれていく状況が続きました。

一方で、ここ数年、世界の消費者の価値観が大きく変化しつつあります。

  • 大量生産されたものより、「誰が」「なぜ」作ったかを知りたい
  • 安さより、環境への配慮やストーリーを重視したい
  • 本当に良いものを、長く大切に使いたい

こうした価値観の変化は、日本が本来持っていた“丁寧に作る”文化に、再び光を当てています。

那須にあるのは、日本が世界に誇る“本物”

「キラリスペクト・プロジェクト」とは何か?

「キラリスペクト・プロジェクト」は、大阪府貝塚市の有限会社ユースが立ち上げた、日本の中小企業・職人たちのための海外発信支援プロジェクトです。

最大の特徴は、単なる“輸出支援”ではないこと。
プロダクトそのものの魅力だけでなく、作り手の「物語」や「哲学」を伝えることを重視しています。

プロジェクトでは、参加企業や作家に対して

  • 商品開発やブランディングのサポート
  • 海外展開のためのワークショップ・コンサルティング
  • 販売イベントやポップアップの企画運営
  • 海外バイヤーや消費者との交流の場づくり

を包括的に提供し、**2028年にはニューヨークに挑戦拠点「CHALLENGE FACTORY」**を設立する計画が進んでいます。

那須発、世界が認める“あなたのオリジナル”へ。

 日本の中小企業の海外展開は、なぜ進まないのか?

実は、日本の中小企業で海外展開に取り組んでいる企業は、全体の13.3%に過ぎません(2024年・中小企業庁調査)。
「関心はある」「今後予定している」という企業を合わせても、全体の約3割と限定的です。

その背景には、日本ならではの慎重な文化と構造的な障壁があります。

世界への一歩、足りないのは“共に走るパートナー”

  • 完璧を求めすぎる国民性

「100点でなければ外に出してはいけない」という文化は、製品品質を高める一方で、チャレンジを遅らせる要因にもなります。
欧米では「まずやってみて、後で改善する」ことが評価されますが、日本では「失敗しないこと」が重視されがちです。

  • 海外との接点が少ない

中小企業の多くは、海外の展示会やバイヤーとの接点がありません。
英語が話せるスタッフがいない、情報が届かない、商習慣の違いが分からない――そうした“目に見えないハードル”が、最初の一歩を妨げています。

  • 組織体制と社風の課題

多くの企業で、「海外事業=特別な人材がやるもの」という認識があり、社内に浸透しづらいのが現状です。
また、「今のままで十分」「失敗したくない」といった“現状維持バイアス”も根強く、せっかくの技術や製品が海外に出ないまま眠っています。

  世界の企業は、日本の技術と真心を求めている

一方で、アメリカやヨーロッパの企業は、日本の技術や素材、美意識に深い関心を寄せています。

  • アメリカの動向

AppleやTeslaは、日本のディスプレイガラス、精密部品、電池材料、制振素材を採用しており、日本企業を不可欠な技術パートナーと位置付けています。

また、アメリカのクラフト市場では、日本製の包丁、和紙、染め物、木工製品などが高級品として扱われています。
「職人から直接仕入れた」という背景自体が“価値”になる時代です。

  • 欧州の動向

ドイツでは、日本の工業精度に対する信頼は絶大。自動車部品や工具、測定機器の分野で高い評価を受けています。

フランスでは、日本の美意識や自然素材を生かしたデザインが高級ブランドに取り入れられており、「ジャポニスム2018」以降、日本文化に対する好感度は非常に高まっています。

イギリス、北欧諸国でも、“シンプル&クラフト志向”のライフスタイルと、日本の「侘び寂び」「用の美」は親和性が高く、強い関心が寄せられています。

 

那須というローカルから、世界に届く価値

私たち那須BASEが活動する那須にも、世界に誇れる技術や文化が確かに存在しています。

  • 無垢材を使った手作り家具
  • 土に触れた陶器の温もり
  • 地元の食材と季節を味わうレストラン

こうした一つひとつの価値が、“本物志向”の海外マーケットに応える力を持っていると、私たちは確信しています。

「地方だからこそ、丁寧に作れる」
「都市ではできないからこそ、価値がある」

那須から生まれた“手仕事”や“暮らし方”が、世界に新しいインスピレーションを与えることができる――その可能性を、キラリスペクト・プロジェクトは確かに示してくれています。

那須から、次の100年を

私たち那須BASEは、単なる施設運営や施工を超えて、“文化を発信する拠点”でありたいと考えています。
それは、観光や宿泊といった“点”ではなく、地域の技術や人、想いを“線”でつなぎ、世界と交わる“面”へと広げていく活動です。

そのために必要なのが、「本質的価値を信じる仲間の存在」と、「世界とつながるきっかけ」です。
キラリスペクト・プロジェクトは、その両方を持ち合わせた貴重な試みであり、那須というローカルからグローバルへの扉を開いてくれる取り組みだと私たちは信じています。

いまこそ、“MADE IN JAPAN”の真価を再び世界へ。

そして、その第一歩を、この那須の地から。

👉 キラリスペクト・プロジェクト公式サイトはこちら
次の100年に選ばれる価値を、那須から。